ABS (アンチロック・ブレーキ・システム)

ブレーキ時のタイヤロックに起因する事故低減に寄与

横滑り事故の約20%は、ブレーキがロックして運転ができなくなることで起きています(トヨタ社内調査:図1)。この種の事故の原因は、危険に遭遇し急ブレーキをかけた場合にタイヤがロックしたためハンドル操作が困難になったり、制動距離が伸びたりすることです。このような事故防止に役立つのがABSです。

自動的にブレーキ制御、タイヤロック防止

ABSは、タイヤの状態を常に監視し、ロックが始まった場合には瞬時にブレーキ圧を緩めロックを解消し、再度ブレーキ圧を高めます。この動作を非常に短い時間で繰り返すことで、ハンドル操作がしやすくなり、車両停止まで優れたブレーキ性能の発揮に寄与します。
ABSはあくまでドライバー支援のための装備であり、タイヤの性能を超えたブレーキ性能を発揮することはできません。したがって、路面状態に応じた速度と車間距離を保つことが重要です。


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