アクティブヘッドレスト

従来のWILコンセプトシートが更に進化、10〜20%の頚部傷害値を低減

WIL(Whiplash Injury Lessening:むちうち頚部傷害低減)コンセプトシートをさらに進化させた、アクティブヘッドレストを開発しました。従来のWILコンセプトシートにアクティブヘッドレストの機構を追加する事で、頚部傷害値(社内評価指標)を更に10〜20%低減する効果が見込まれるようになりました(図1)。

図1 頚部傷害値低減効果(社内調査)

後方から衝突された際、乗員の腰がシートバックに内蔵されたロアユニットを押すことで、瞬時にケーブルを通じてアッパーユニットに伝わり、ヘッドレストが斜め上方(上方30mm、前方25mm)へわずか100分の3秒2で移動します。これにより乗員の頭部をヘッドレストで素早くかつ確実に受け止め、乗員の頸部への衝撃を緩和し、むち打ち傷害軽減に寄与します。

2: 乗員の体格や乗車位置・姿勢等にもより影響。

開発にあたり、最も多くのTHUMSシミュレーションを重ねたアクティブヘッドレスト

WILコンセプトシートの開発に欠かせないバーチャル人体モデルTHUMSを用いることによって、ただ単にヘッドレストを前方へ出す量を増やすのではなく、斜め上方へ出す事が、頭部と背中を同時に受け止めることができ、より頸部への衝撃緩和に寄与する事が判明しました。


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