プリクラッシュセーフティシステム

万が一、事故が起きたときの被害を軽減

日本での死亡・重傷事故の約70%は前方不注意、安全不確認など、認知遅れによるものです。衝突の可能性を認知することの遅れは、衝突回避の判断や操作の遅れを生じ、事故の発生や事故時の被害を大きくします。
プリクラッシュセーフティシステムは、ドライバが気づかない衝突の可能性を認知し、ドライバに警報することで衝突から回避するための操作を促します。さらには衝突を避けることができないことを事前に判断し、万が一、事故が起きたとき、衝突による乗員の被害を軽減します。

物体認識に優れたセンサと連動したプリクラッシュセーフティシステム

物体認識に優れたトヨタ独自のミリ波レーダーを採用したプリクラッシュセンサにより、進路上にある車両や障害物を認知し、衝突判断コンピューターにより物体の位置・速度・進路等から衝突の可能性、さらには衝突を避けることができないことを事前に判断します。

注意喚起

表示&ブザー

衝突の可能性があると判断したとき、表示とブザーによりドライバに警報し、衝突回避操作を促します。

乗員被害軽減

プリクラッシュブレーキアシスト

ドライバがブレーキペダルを踏んだ力に応じて、速度低減を図ります。

プリクラッシュシートベルト

衝突を避けることができないと判断したとき、衝突前にベルトを巻き取り、衝突時に作動するプリテンショナー機構の効果を高めます。加えて、ドライバが急ブレーキを踏んだとき、車両コントロールが不能となる可能性が高いと判断した場合、シートベルトを巻き取ります。

プリクラッシュブレーキ

衝突を避けることができないと判断したとき、自動ブレーキをかけて、速度低減を図ります。

注意)
マルチインフォメーションシステムに"”PCSシステムチェック(英:CHECK PCS SYSTEM)" または"PCS現在使用できません(英:PCS TEMPORARILY NOT AVAILABLE)"が表示されている場合、プリクラッシュセーフティシステムは作動いたしません。

プリクラッシュセーフティシステム搭載車両を拡大

トヨタでは、万が一、事故が起きたときの被害を軽減するプリクラッシュセーフティシステムを普及させることが、交通事故死傷者低減に有効と考えています。
2003年2月に世界で初めて「ハリアー」に搭載されたこのシステムは、これまで高級車を中心に搭載されてきました。今後は、さらに搭載車両を拡大しながら進化を続けていきます。


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